本当に字が上手くなってきた(その1)

2011年3月28日(月)

字の練習のため、再びEvernoteのお題を使って書いてみた。

日本語の文字認識精度向上のためのお願い | Evernote Corporation

こうやって字を定期的に確認すると過去からどれだけ上達したかが一目瞭然だ。

字を上手に書こうと思ったのは、メモ取りを習慣にしようと思った頃とほぼ同時期なので2009年頃か。自分で言うのもなんだが、2年でここまで字が上達したことは素晴らしいことだ(2009年以前の字は汚すぎてとても人に見せられるものではないので画像はない)。今度なにか褒美をやろう(笑)。

2009年以前はよく「ミミズが這ったような字」と言われ続けてきた。だから、今の字を他人からほめられると何とも本当に照れくさく恥ずかしさすら覚えてしまう。嬉しいんですがね。

そう、よく字をほめられるようになったのだ。「意外とキレイな字を書くのね」とか「この字誰の字?……ええ!?」とか。少し失礼な驚き方をされてるような気もするが、何にせよ字自体はキレイだとほめてくれてるようで。

字が上手くなったことで得したことは他にもある。まず、手帳やメモ書きを読み返すのが楽になった。さっと見るだけで何書いてあるかが分かるので時間の短縮にもなっている。以前はTODOすら書くことをためらうくらいだったが、今じゃ随分と重宝している。それにハガキや封筒等の宛名書きを直筆で書くことが出来るようになった。普段はプリントしているが、どうしても直筆で伝えたい場合がある。そういった時に恥ずかしくなく書けるようになったのは嬉しい。

堂々と人に見せられる字になったのは一体どんな練習のおかげだろう?

過去の記憶と記録を辿ってみると、はじめにペンの持ち方に注目したようである。

私は今でも筆圧というのが弱いのだが、以前はもっともっと弱かった。2Bより硬い鉛筆だと10文字も書けば手が痛くなってしまうほどだった。きっと筆圧が弱いのは、そしてすぐ手が痛くなるのはペンの持ち方が悪いのだろうと思い、修正しようと思ったのだ。

上記の記事にある持ち方に変えたおかげで、原稿用紙5枚程度なら苦も無く筆記できるようになった。筆圧は変わらず弱いままだが、最近ではJET STREAMのような滑らかで書きやすいボールペンもあるので字が薄くて読みづらいということもない。

あとは反復練習。丸や線を書きまくって真円・まっすぐな線を書けるまで続ける。面倒くさくてやる気が出ないかと思っていたが、すぐ上達するので黙々と練習を続けられた。特に直線は目に見えてまっすぐに書けるようになるので、すぐ調子に乗って(笑)迷路とか図形とかを書いたりしていた。

きれいな丸や線を書けるようになって少し苦労したのが、良いお手本探し。確か初めの頃はフォントの教科書体なんかを見て書いてた気がする。けれども、いまいち上手く書けないし、そもそもペン字じゃないので肝心の運筆が分からなくて。結局自己流で書いていたがどうも美しくないので、本屋や文房具屋へ行き、硬筆のお手本を見てみたがどうも美しく感じない。ピンとこないんだ。

ところがお手本は意外にWebで見つかった。これがまた美しい文字ばかりで、私の好みの字だったので即見よう見まねで練習した。すると、運筆も分かり、たちまちに上達していった。そして現在もこのお手本を横に書いているのである。

近くの図書館で素敵な書籍を見つけた。素敵な書体ばかり乗っていたのですぐに購入した。

コンプレックスの解消

子供に見せる親の字が汚いのはまずかろう。私の場合、どうしようもなく汚かったのだから尚更だ。教育上よろしくないのとは別に、恥ずかしいというのもおそらく、あった。人様に見せられる字では無かった。丁寧に書けばまあそれなりだが、普段通りの字ではやはり恥ずかしかった。それに字がキレイだと頭よさそうにも見えるものだ。真面目にも。

美しい字は魅力がある。断言する、字が下手な人はそれだけで損することがある。もったいないから練習をしようや。

続きは本当に字が上手くなってきた(その2)

最終更新日:2016年2月27日