1年日記 2023年

メモ、思考と実験。

  1. 先日書いた日記だが、読み返すとよく分からない文章になっている。前に書いたことがあったが、普段方言で話すので文章を書く時だけ方言を翻訳した標準語を使用する。この手間がああいったよく分からない文章の元となっている。

    頭にある情報を低出力で書くとこうなるといったものだ。推敲とかしろよってのは当然の突っ込みで。

  2. 近頃は本題にフォーカスせずに枝葉末節、なんなら本筋とは別の路線を攻めるのがコメント芸の恒例となっているようで。刺激に飢えた若い頃ならともかく刺激というものが単なる汚濁だと理解した後では触れることすら億劫でして。

    TwitterもはてなもSNS全般アカウント消してしまおうかと。

    日本語による情報精査としてのWebの役割はもうかつての理想を遂げることはなさそうに思う。もちろんニッチな領域ではまだ良質な情報が眠っているのだけど、検索結果における有象無象の前では塵に等しい扱いを受けている。

    閲覧し理解するための情報はどこかへ追いやられ、商業的もしくは消費的な情報のみが多く飛び交うことになってしまっている。

    問題は情報の使い道だ。他者を腐し、自分を押し上げる情報のみが有益とする今の情報交換の在り方は見ていて辛い。そんなに日々苦しく過ごす人々ばかりなのかと。そんなことでしかストレス発散、自己承認できないのかと。

    なので彼らがそうした自己欲求のためにWebを利用することに何の問題もないと思う。その様は自らを癒すのに必死で他者の痛みを忘れているよう。そこには何の善悪もない。虐げられた人は癒すしかないのだ。願わくば自分のみならず他者を助けることで自己承認を得る、多くの人がそんな生活が送れる国になりますように。

  1. ウェブフロントエンドに従事する、もしくはその近隣の畑で仕事をする者が自分のブログを自作するとして、目下の課題は「どの技術スタックでどう作るか」であろう。

    おそらくそうした人のほとんどが、ブログの対外的な意義よりも内面的な意義に重きを置いていると思う。つまるところ手段の目的化だ。

    v9 - dskd

    「手段の目的化」ね。こうした過度な言葉の装飾によって物事が効率化していくのはあまり良いことだと思えない。こうした矮小化は物事をシンプルにする一方で説明の不足による意味の歪みをもたらしやしないだろうか。クラス名や変数名に意味的なものを求めるのと同様に言葉自体も大事にする必要があると思う。

    道具に拘り、習熟していくことは目的化とは少しちがうんじゃあないか。大工が数十種類の鉋を収集し使い分けて仕事することを手段の目的化とは言わないだろうに。

    dskd も手段を目的化することに重きを置いているブログだ。

    v9 - dskd

    こうまで目的化という手段に拘るのを見ていると何かの符号なのかしらとも思う。こう書くことによって連帯感というか、一種の業界用語としての流通によるものなのかもしれない。

    とはいえ、言葉の矮小化、単純化は私も好みとするところではある。例えば、愛、情熱、執着は同じものだと思ってるし、教育、宗教、洗脳も何ら違うところがないと普段は断定して考えている。もちろん、使う人によって細部が違うのだとか、辞書的にはああだこうだと言えるのだけど、内面にある考えは皆同じで、違いといえばその言葉の使用者の意思もしくは勘違いでしかないと考えている。

    ちなみに対外的な意義より内面を重視することはそもそも手段ですらなく、単なる信仰だと思う。思想といってもいい。

    過去の私

    思想といえば、私の若い頃は思想というものを理解できずに、ただ他人の思想から出る言葉の羅列にあちこち振り回されて恥ずかしい言動を繰り返してきたのだけれど、最近は思想の内面化をしっかり理解できるようになり、思考や思想を十分に使うことが出来るようになった。

    余談だけど、思想を理解できるようになるのが良いかどうかは微妙だよなあと。一度理解してしまうと後戻りできないところも何とも言えない。

    とはいえ、一生引き出しマンでいたかったかと自問すると当然そんなことはなく。

    あ、引き出しマンというのは私の造語でして。過去の自分の思想……というか思想もどきを比喩として表現したものです。言葉の由来は「発する言葉は全て脳の中にある引き出しにしまい込んだものを開けて使うだけ」だからです。言葉を発するときは思考するのではなく、適切な引き出しを開けて取り出すだけなのでとても楽な思考方法です。というか思考とは言えないかも。反射的に引き出しを開けるということを日々行っているので慣れてくるととても早く反応できるようになって「頭の良い人」を演出できます。

    ただし欠点もあって論理的な演算が苦手で時間も手間もかかります。あと感情の処理が出来ません。演じるだけです。

    引き出しマンは自覚症状のある人とそうでない人がいます。私の場合は後者でした。引き出しマンを辞めて思考できる人になるにはかなりの努力が必要でした。自分を認める必要があるからです。この「自分を認める」という概念が全く理解できませんでした。詳細は省略しますが、引き出しマンを止めようと考えだしてからおよそ2か月ほどかかったと思います。あのときは大変でした。方々に迷惑をかけたことと思います。ただ私は自分の内面を見つめるのに必死で他者に構う余裕がなかったのです。2016年のことでした。

    引き出しマンを止めるのに2か月かかったが、それで終わりではなく、むしろそこからが始まりだったと気づいたのはさらに数年経ってからだった。思考マンになってからは見るものすべてが新鮮でまぶしく面白いものに感じた。世の中ってこんな風にできてるのかと感動すらした。とりわけ大好きな映画達をもう一度鑑賞したときの新鮮味といったら。片っ端から再視聴した覚えがある。

    あれからもう7年になるのか。今では引き出しマンだったころのことはほとんど思い出せない。そういう状態の自分がいたと記憶しているだけだ。よくもまあ、あんな無茶苦茶なやり方で生きていたものだと思う。思考できる人から見れば異様でしか無かったろう。可哀そうだとも言えるかもしれない。

  2. あ、そうそうDiablo4が遊びたすぎて仕事を始めるかもしれない。どう考えても新しいパソコンを買う必要があるのだ。Game Play動画見たけど面白そうなんだよなあ🥰。

  1. 映画「人間機械 MACHINES」の広告画像
    人間機械 MACHINES | 公式サイト

    繊維工場の現場、そこで働く労働者たちと社長らしき人物。人が映るシーンは少ない。分かっている者、分かっていてもどうしようもない者、自分さえよければいい者。

    人はほとんど登場しない。しかも出てくるのは工場で働く者だけ。奴隷のように働くしかない者たち。このクソみたいな労働環境が生まれるシステムを作った連中はどこにいる。インド政府、役人、斡旋業者、そういた搾取システムの歯車たちだ。歯車を回してるのは誰だ。金持ちだろうか。白人かもしれないが、日本人かもしれない。3000円の貯金を大切そうに語る彼らからすれば私たちは金持ち側だ。

    インド労働者「勤務の短縮を交渉すれば、会社も応じざるをえない」

    インド労働者「なのに組合がない」

    インド労働者「いざ作れば、リーダーが殺されるからだ」

    映画「人間機械」

    映画本編では不衛生で危険な労働現場が機械の轟音と共に流れ続け、時折労働者が話す場面が映される。

    こんなところで働きたくねえな、健康に悪そう、てかこれ法律守った工場なん?問題だらけだろう、と次々に沸きあがる不快と不信。映像を見た感想が直ちに頭をめぐる。

    どうにかならないのか?と願うも、どうにもならない事実が労働者たちの言葉に表れている。組合を作るだけで殺される?信じられないが、彼が冗談を言ってるようには見えない。実際に殺されるかどうかは分からないが、そう考えてしまう環境がそこにはあるのだろう。悲惨。

    映像の終わりに助けを求める声が流される。誰がどうすればいいのだろうか。誰が助けられるのだ?私か?これを読んでいるあなたか?

    だれか教えてくれ。助けてくれ。

  1. ここ数年AIが流行ってる。このページ作りに活用するとしたら何ができるだろう。

    内容の要約はやってほしいかもしれない。TitleとDescriptionを自動で書いてほしいかな。こいつら考えるの地味に面倒だし。ページ内検索でファジーな言葉から当てはまる日記を探すのもいいかもしれない。

  2. どの検索エンジンを使うのかずっと悩んでいる。Googleは論外になってしまったし、DuckDuckGoはポリシーは好きだけど検索結果が期待しているものと違うことが多い(英語に切り替えるとマシな印象だが)。つい先日Bingがリニューアルしたということで今はBingを使っているところだ。

    Bingを使って感じた印象は「優等生」。DDGより精度が高く、Googleほどevilじゃない。今後の継続利用についてはMicrosoftをどこまで信用できるかにかかってるかもしれない。20年前のMicrosoftは評判が悪く金儲け至上主義だった印象だけど。

  3. まだまだ寒い日が続いてるし編み物も増え続けている。大物は一旦置いといて、小物を作る日々。ケストラー氏のいいね!ミトンは見た目がユニークで編み方が想像もつかない感じ。実際編み図と編み方の指示を読んでもイマイチよく分からない。

    とりあえず編み図通りに編み進めていると途中で、あぁなるほど、となる。こんな編み方をよくも思いついたものだ。分かってしまえば編み方はとてもシンプルで編みあがるのもすこぶる早い。増し目の増やし方で2種類の編み方が書かれていて、とりあえず両方とも編んだのだけど、KFBの増し目の方が編み進めやすくて好き。

    いいね!ミトンを編んだ

    ケストラーのいいね!ミトンを赤色の毛糸で編んだ

    毛糸 ハマナカ オリーブメリノ 40g(95m)を1玉
    輪針8号(4.5mm)
    パターン いいね!ミトン 基本の風車
    ゲージ 19目 = 10cm
    サイズ 手のひら幅9cm

    左右の形が全く同一なのでどっちをどっちに履いても構わないのが面白い。

    書籍には3号と5号で編んだものばかり掲載されていて並太で編んだものが載ってないのだけど、きちんとサイズ計算して編めば問題はない。そういうわけでこの書籍は中級者以上に向けたものだと思う。

    一応並太での編み方を書いておくと、

    1. 作り目16目を1目ゴム編みの作り目にして、親指の部分をかなりきつく編む(5号針で編んでもいいかもしれない)。着用して親指のフィット感を確かめてみるのがいい。10段3cm程度まで編む。
    2. そこから増し目をしながら編み進めていき、24段9cm程度まで編む。
    3. あとは書籍に書いてある通りに編んでおしまい。

    このミトンは編み上がりが早く、2日で両手分編むことが出来た。手の早い人なら1日で仕上がるんじゃないだろうか。

    出来上がったミトンはKFBの増し目よりもねじり増し目の方が美しく手にフィットする。とはいえそれほど差はないので好きな方を編んだらいい。

    難点を言えば、かぶせはぎが少々退屈なのと、手のひらと手首の境目に大きな穴が空いてしまうこと。特に手首の穴はどう編むのがいいのか書籍には全く書かれていないので初心者だと困ってしまうと思う。手首の1周目の最後の目を編んだ後ねじり増し目を2目増やすとしっくり来たけど、これでいいかどうかは微妙。

  4. ちなみにねじり増し目は英語でM1L。

  1. 少なくとも今は。

    YouTube、Twitter、Reddit、Yahooやポルノサイトなどの大手サイトが集客に成功しているのを見るとユーザビリティって集客のために満たさなければならないってものじゃないんだなって気がしてくる。

    先駆者たちの助言を見たおかげでvalidなHTMLを心掛けたりユーザビリティの向上に務める癖がついているのだけど、集客に関してたいした効果がないのなら、細かいことにこだわり続けることに意味はないのかもしれない。

    集客に必要なのはユーザビリティよりアルゴリズムなんでしょうし。

    不特定多数の人に良い情報を届けたいのならこうしてWebに書くんじゃなく、録画してYouTubeで配信したほうがより早く多くの人に届くだろうし。

  2. 先日仕上がった黒のネックウォーマーは残念ながら、着用し続けた結果少し伸びてしまった。幅60cmに伸びてしまったので、顔に引っかからずにずり落ちてくる感じ。

    おそらく糸がスポンディッシュなせいもあったのだろう。もう少しテンションを高くして編む必要があったようだ。思い返せば結構緩い感じで編んでいた気がする。特に始まりと終わりの部分のゴム編み。ここは針を細くして少しきつめに編むべきだった。

    気が向いたらまたネックウォーマーを編もう。今は毛糸のパンツが欲しい。

  1. また1つネックウォーマーが出来上がった。今冬はネックウォーマーだけで8つ編んだ。

    なぜって気に入るものが出来上がらないのだ😭 泣く泣く編みなおしてようやく納得いくものが出来上がった。今から水通しするけど、編み上がり直後の写真が以下のもの。

    真っ黒な毛糸で上手く写真が撮れない。画像加工もよく分からないので撮れたままを載せておく。

    毛糸

    パピー クラシコ(廃盤) 50g 120mを2玉

    輪針8号(4.5mm)

    パターン

    作り目は108目 かのこ編み、アラン模様、レリーフ模様

    サイズ

    高さ23cm 周囲54cm

    ゲージ

    20目 = 10cm

    編み方

    1目ゴム編みの作り目をして108目分作る。今回は2段分で作り目を済ました。気分次第で3段分編む場合もある。

    次の段から3cmほど2目ゴム編みを編んだ。そして、かのこ編みとアラン模様を編んだ。途中でアラン模様を編むのに疲れてしまったのでレリーフ模様に変更して続きを編んだ。

    最後は好きな高さになるまで2目ゴム編みを編み、アイスランドのバインドオフで終了した。

    かのこ編み

    略語:k = 表目、p = 裏目、 R = 段数

    R4(p1, k1) を最後まで繰り返し
    R3(p1, k1) を最後まで繰り返し
    R2(k1, p1) を最後まで繰り返し
    R1(k1, p1) を最後まで繰り返し

    レリーフ模様

    R6(k2, p1, k1) を最後まで繰り返し
    R5(k2, p1, k1) を最後まで繰り返し
    R4(k1, p3) を最後まで繰り返し
    R3(k1, p3) を最後まで繰り返し
    R21段すべてk1
    R11段すべてk1

    編んだ感想

    今まで編んだネックウォーマーのイマイチだったところをすべて解消したものを作ろうとした。チクチクしないこと、耳が隠れる程度の高さがあること、模様が面白く編みやすいこと、重すぎないこと、丁度良い円周の大きさであること。

    出来上がりの評価は70点といったところ。まったくチクチクしない毛糸で編めたし、耳が隠れる高さまで編めたので着用感はなかなか良かった。一方でアラン模様は編むのが億劫で途中で変更しちゃったし、少し重く、首回りが少しキツイ。サイズ感はもしかすると水通しの後、大幅に変わってしまうかもしれない。

    今回編んだことで分かったのがゴム編みのデメリット。重くなるうえにサイズ感がメリアス編みに比べて大幅に小さくなる。見た目以外のメリットはあまり大きくないのかもしれない。

    毛糸の感想

    パピーのクラシコなのだが1玉50g(120m)が約1000円もすることもあって、大変上質で編みやすい毛糸だった。Extrafine Merino Wool 100%の並太。表面は滑らかでチクチクは一切感じない。毛糸を指でつぶすようにつまむと、すぐに空気を含み元の太さに戻ろうとするしなやかな強さがある。艶やかで軽く、肌ざわりもよく、ウールとはこんなに優美な繊維なのかと感嘆するほどである。

    当然針の滑りも指での滑りも滑らかで、するすると毛糸が流れていくので編み進めるストレスを感じることがない。今まで編んだ中で最高の編み心地を感じた毛糸だった。ずっとこの毛糸だけで編んでいたい🥰(でも廃盤なの😭)

  2. 今冬に何度かアラン模様を編んできたが、どうにも上手くいかない。その原因の一つは縄編み針を使わず目を落としてから編む方法を取り入れたからだと思う。

    面倒くさがらずに縄編み針を使って編めばもう少し楽に編めるかもしれない。

    縄編み針を使わず目を落としてから編む方法

  1. メリノウール100%のオリーブメリノから色番号112。はっきりしたブルーじゃなくブルーグリーン。グリーンと呼ぶには少しブルーが強いけど。

    ところで実際はメリノウール100%とは記載されていない。ウール100%(メリノウール使用)と書かれている。これでメリノウール100%じゃないなら優良誤認表示だろうとも思うが。

    触り心地はメリノと思える柔らかさと光沢、スポンディッシュさを兼ね備えている。編み針の滑りも素晴らしい。ダルマのメリノスタイル極太と比較しても劣るところがない。メリノスタイルでチクチクを感じない人ならオリーブメリノも問題ないだろう。

    価格は40gで約280円前後。安い時は200円程度で売られていることもあるらしい。コストパフォーマンスに優れた毛糸だといえる。

    こんなに安くて優れた毛糸なのにあまり編んでいる人を見ない。ネットに上げないだけで編んでいる人はいるのだろうけど。それにしても少なすぎるのが腑に落ちない。まさかブランド毛糸を使わないと恥ずかしいなどと考えてるわけじゃあるまいし。

    ハマナカでもリッチモア系統はよく見るだけに不思議だ。

  2. 先日編み目が非常に緩いことに気づいて以来、どう編むとしっかりした編地になるのか調査をつづけた。結論はまだ出ないがいくつかの方針は見つかったのでメモしておく。

    • 左手の小指に数回毛糸を巻き付けてテンションを掛けられる
    • 左手の甲側を通して人差し指に掛ける
    • 人差し指の曲げ具合でテンションを変えられる
    • 針の先で編むとテンションを掛けられる

    具体的な毛糸と左手の構え方はHow to knit for beginnersが詳しい。英語サイトだが画像だけ見ればすぐわかる。

    やってみれば自ずとわかることだが、毛糸のテンションには3つの限界がある。毛糸と針と指だ。

    毛糸はこれ以上引っ張っても伸びないっていう限界がある。針は少し複雑で、摩擦と強度と針先の角度の3つある。例えば竹針だと摩擦が強く毛糸があまり滑らないが金属針だとするする滑る。強度も木製より金属やカーボン製の方が強い。針先が尖っている方がきつく締めた編み目をすくいやすい。指も摩擦で肌が擦り切れてくる。荒い毛糸や細い毛糸だと特に。

    最も限界が低いのは指だ。テンションを高くかけて編んでいると瞬く間に肌が擦り切れて痛くなってくる😭指カンなどで保護すれば良さそうだけど。

    加えて全身の緊張にも繋がるので、適度に休憩やストレッチ、マッサージなどを挟まないと確実に身体への悪影響がある。さらに目を凝らして見ることになるので目にも悪い。

    ただしこれは慣れの問題ともいえるので力いっぱいテンションを掛けて編むのを目指すのであれば、このまま続けることになるだろう。

    現状ではそこまで強いテンションをかけることにメリットを感じないので程よいテンションを自分なりに探すことになりそう。

  3. カシミアを有難がる風潮がいまだに根強いが私は購入しない。すでにカシミアを超える繊維としてメリノウールがあるのだし、カシミアはなんとなく凄い繊維なんだって思い込みで物を選びたくないものだ。しかし実際カシミアは凄い。なんてったってウールの100分の1しか採取できないのだ。それならあれほどの高値なのにも納得がいく。その割にカシミア生産農家の方たちは貧しいとしか思えない質素な生活をしているようだが。

    日本人に限らないが先進国に生まれた人たちは自分たちが搾取している事実に疎すぎる。

    ところでヤクやアルパカ、モヘア、アンゴラなどはどうなのだろう?機会があれば調べてみたい。

    メリノウールに関する参考リンク

  1. 2022年を振り返ってYouTubeでよく見た動画は武道、将棋、編み物、各国の歴史解説が多かった印象だ。

    武道動画

    武道関連を観戦するキーワードはジークンドー#影武流の2つが主になっている。有名な武道家であるジークンドーの石井東吾、天行健中国武術館の宮平保、雨宮家家伝体術と影武流の雨宮宏樹、システマ東京の北川貴英あたりを中心に閲覧していた。「たくチャンネル」や「福地勇人 空手世界王者」「古コン」などのエンタメ動画も楽しんでいる。

    このうちの雨宮、宮平、北川の三氏についてはその言動から「相手を殺す覚悟を持って生活を送っているのではないか」と私は感じていて、他のスポーツ武道家とは一味違う動きや技の捉え方に感心している。一方で殺傷を避けるスポーツ武道家においても、その制限の中での動き方や制限があるからこその鍛錬といった部分に注視している。両者はどちらかが優位であるということはなく、ただ進む道が違うだけだと思っている。

    将棋動画

    将棋は子どものころから興味を持っていて少し指すくらいなら出来るのだけど、今は観戦のみ。藤井聡太がとにかく面白い。強い。やばい。

    元奨励会などのアマチュアがAIを用いて詳しく解説してくれるチャンネルなども面白く、食事時などに聞き入っている。

    編み物動画

    しばらく休んでいた編み物も今冬から復帰。とはいえブランクが激しく編んでも編んでも気に入る作品が仕上がらない😭

    諦めず工夫と努力を続けるしかない。

    各国の歴史動画

    各国の歴史は最近興味を持ち始めたテーマだ。日本の歴史を日本語で探すのはデマや創作、願望などの雑音が多く案外骨が折れる作業で飽きてきた。ならばと外国に目を向けたわけだ。アメリカ、イギリス、ドイツや中国、韓国なども同様の理由で早々に興味が尽きた。日本人になじみのある国に対する情報は嘘にまみれているというしかない。そこで北米・南米、中東、東欧、などの日本人のバイアスの少なそうな国から見ていくことにした。

    信憑性が高いかどうかを判断するコストを抑えるため書籍ではなく、動画を選ぶことにした。理由としては顔や声で嘘を見抜きやすいと思ったからだ。堂々と嘘をつくのに慣れていたり、そもそも誤りを信じ切っていた場合が考えられるがそれらは仕方がないものとして諦めた。こういうスタイルで始めると困るのがマイナー国の情報なのだが、その点も諦めた。

    手始めに探したのはカナダの歴史だ。「カナダ 歴史」と素直なキーワードで検索する。いろいろ出てくるが良かったと思ったのは「バンフTV」のカナダの歴史【1】どっちが新大陸を支配する? ~フランス対イギリス編~だ。私にとってカナダは国名以外は何も知らない国だったので驚きの連続だった。ジャックカルティエ、シャンプレーン、ノバスコシア、アカディア植民地、ケベック法、プリンスエドワードアイランド等々、新鮮な情報を存分に浴びた。

    もちろんまだまだ興味は尽きないし深く掘っていきたいのだが、外国はたくさんあるのだ。広く浅くいかないと。さて次は何を見ようかなあ。

  2. 編み物に関する情報の入手が困難なのは一体どういうわけなのだろうか。おそらくは商業的成功を収めたい人物や企業が囲い込みをしている側面も当然ながらあると想像するが、それだけではない気がしている。七並べで6や8を止められているような気分になっている。

    まあ愚痴愚痴言っていても仕方がないので海外の情報を頼ってみている。主な情報ホストは編み物SNSのRavelryに集まると思っているので、気に入った作品などからヒントを得たり、外部のページを見たりしている。

    最近知ったのはNimble Needlesだ。

    画像入りの丁寧な説明が編み物初心者にはたまらなく嬉しい🥰とっても見やすくて説明された内容がすんなり理解できる塩梅だ。しばらくここのサイトで勉強したい。

    失敗した今冬の編み物

    今冬に編んだ作品すべてに共通する悩みが着用後に編地がビロンビロンに伸びきってしまうってこと。何作も編んで悩み続けていたがとうとう解決した。単に編み目が緩いのだ。原因は左手に掛けた毛糸のテンションが弱すぎるのだ。思い返せばゴム編みで裏目が伸びてしまったり、少し毛糸を引くだけで編み目が寄ってしまったりとその傾向はあった。私が気づかなかっただけなのだ😭

    だから同じ失敗をしたくなくてここに書こう。左手の毛糸はビンビンに張って編め!

  3. 2023年も元気よく過ごしたい。